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熱性けいれん

●特徴

  1. 日本では全人口の9%と、欧米の5%に比べてかかりやすい病気です。熱が急に高くなるときに起こります。
  2. 6ヶ月~6歳(特に2~4歳)の子どもに起こりやすく、ほとんどの場合には、特に治療せずに治ります。多くの場合、後遺症や発達障害も残しません。
  3. 一度けいれんをおこした子どものうち30~40%はまた起こします。
  4. 熱性けいれんを起こした子どものうち、10%のお子さんは、熱がないときにもけいれんを起こしたりてんかんになっていくこともあります。
※以下のことを覚えておきましょう
けいれんが起きたら
  1. 楽な姿勢
    服をゆるめ、ピンなど危ないものはとりはずし、できれば体は横向きにしてください。
  2. 吐きそうになったら、体を横向きに寝かせてください。吐いたものを喉に詰まらないようにするためです。
  3. 口の中に指や箸を入れないでください。(舌を噛むことはありません。)
  4. じっと観察
    (わが子がひきつけているのにじっと観察というのは難しいと思いますが)
    ・時計を見て何分続いているのか。
    ・目がどこを向いているのか。
    ・力が入っているのか。
    ・唇の色は紫色になっていないか。
    などを観察してください。けいれんの様子がわかると診断に役立ちます。
  5. あわてないでください。通常のけいれんは数分間で止まります。
  6. 5分を過ぎてもけいれんが止まらない時は救急車を呼んでください。