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急性細気管支炎

●どんな病気?

小さなお子さん(主に2歳まで、特に6ヶ月未満)に、RSウイルスなど風邪のウイルスが感染してゼェゼェと息苦しくなる病気です。

●症状


  1. しだいに咳がひどくなり、ゼェゼェと苦しそうな息になっていきます。
    夜の咳がひどく眠れない、咳きこんで吐いてしまうことがあります。
    さらにひどくなると急に呼吸がとまってしまうことがあります。
  2. 鼻水・鼻づまりが多くみられます。

●検査

RSウイルスに感染しているかどうかは、鼻水の検査でわかります。ただし、症状がひどくなるのは2歳くらいまでなので、大きい子にはあまり検査しません。

●治療

咳止め、鼻水止め、気管(空気の通り道)を広げるお薬などの飲み薬や、吸引などを行います。これら外来の治療で治っていくこともありますが、重症になったときには、入院して酸素吸入したり、点滴が必要になることもあります。特に6ヶ月未満の赤ちゃんは重症になりやすい傾向にあります。

●家庭で気をつけること

  • 1.呼吸が苦しそうなときには、背中をやさしくたたいたり、体をおこすように抱っこしてあげてください。
  • 2.鼻がつまっているときには、綿棒で掃除したり、鼻水を吸い取ってみましょう。
  • 3.部屋が乾燥しすぎないように工夫しましょう。
  • 4.母乳やミルクは1回の量を少なくして、こまめに与えてみましょう。
  • 5.飲んだ量や回数、おしっこの回数などをメモしてください。外来で教えていただくと参考になります。
  • 6.病状の変化を見極めることが大切です。指示通りに受診してください。

●すぐに受診した方が良いサイン

  1. ゼェゼェ、ヒューヒューの音が強くて、息苦しそう。
  2. 胸やお腹をペコペコさせて息をしている。
  3. 顔色がよくない。
  4. 母乳やミルクの飲みがわるい。

RSウイルスが流行する冬の季節には、生後6ヶ月未満の赤ちゃんをつれて外出や人ごみを避けるなど注意をしてください。