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突発性発疹症

●特徴

  1. 生後4ヶ月頃から1歳くらいに多くみられます。
  2. 急に高い熱が出ます。(38度以上)
  3. 熱の割に比較的元気です。
  4. 3~4日で解熱します。
  5. 解熱とともに全身に発疹が広がります。
  6. 熱性けいれん、軽い下痢を合併することがあります。

●診断

3~4日の発熱の後、体、顔を中心とした発疹が出れば診断ができます。(発疹が出るまでは小児科医も「突発性発疹症らしい」としか言えません。)

●治療

併症がなければ特に治療はありません。

●家庭で気をつけること

  • 1.とても高い熱が続きますが、熱で頭がおかしくなることはありません。着せ過ぎ、掛け過ぎに注意し、嫌がらなければ冷やすのもよいでしょう。(冷やす場合は冷やしすぎに注意してください。)
  • 2.ミルク
    飲みが少なければ、少しずつ何回も与えましょう。アクアライトや果汁の方を好むようなら与えてください。水分をしっかりとりましょう。
     (OS1、アクアライト、ソリタ顆粒、野菜スープなど)
  • 3.離乳食
    食べれるならいつも通りに与えてください。
  • 4.お風呂
    高い熱があるときや元気がないとき以外は入っても構いません。

けいれんを起こしたり、水分をあまりとらず元気がない場合はもう一度受診してください。