熱性けいれんの再発予防について
●予防が必要なのは?
- けいれんが1回だけなら、通常の予防の必要はありません。
- ただし、1回のけいれんが15分以上と長い場合。
- 1回目が1歳未満の場合。
- 過去に2回以上のけいれんがあり、半年に3回、1年に4回以上と短い期間に何回もけいれんを起こす場合。
- 両親や兄弟に無熱性のけいれんを起こした人がいる場合。
●予防の方法
- ダイアップというけいれん予防の坐薬をいくつか家に常備しておいてください。
- 37.5度~38度を超す熱がではじめたら、なるべく早く使ってください。8時間しても熱が続いてるときはもう1回使用してください。この後は熱が続いても使いません。(熱性けいれんは熱の上がりはじめに多いからです。)
- この予防は最後にけいれんを起こしてから2年間、または6歳ころまでは、熱がでるたびに使いましょう。
- 緒に解熱薬の坐薬を使いたいときは、先にけいれん予防の坐薬を入れて30分たってから使ってください。
- けいれん予防の坐薬を使うと眠くなったり、ふらついたりするので、頭を打ったりしないか気をつけてください。